観光最終日

楽しかった世界一周旅行ですが、今日が観光最終日。アメリカ滞在は明日までですが、早朝4時には日本を発つので、観光することは全くできません。

まだまだ観光したいスポットはたくさんありますが、NYはまた来ることもあるだろうと考え、とりあえず絶対に見たいスポットだけまわることにしました。

ゴスペル

今日は日曜日。父の希望でゴスペルを聞きに行くことにしました。ハーレムまで行く時間はないので調べてみると、タイムズスクエアの教会でゴスペルを聞くことができるようです。
信者ではないので恐縮なのですが、日曜日10時からの礼拝を見学させてもらうことにしました。

疲れがたまっている娘は午前中の観光をパス。のんびり準備をしていたら、朝食を食べる時間が無くなり、急ぎ地下鉄でタイムズスクエアに向かいます。

ここは元劇場だったそうで、中はまるでオペラハウスのような豪華さ。100以上の国の8000人を超える信者を抱える教会だそうです。今日の礼拝にも大勢の人が来ています。そろいのジャケットを着たスタッフに案内され、中へ。すでに座席は満席でした。
空いた席を探してくれようとするスタッフに、申し訳ないけれども観光客であることとミサの途中で退出することを伝え、立ち見で見学をさせてもらうことに。

地域の名士が壇上に座り、準備完了。天井から巨大モニターが下りてきて、教会の紹介や注意点、お知らせが流されます。規模の大きさにびっくり。
やがて礼拝が始まり、子供たちが賛美歌を歌い始めました。続いて大人も加わり、大勢で歌います。

モニターには随時歌詞が流され、観客も一緒に大合唱。劇場の雰囲気が一変、荘厳な祈りの空間になりました。

礼拝中はもちろん撮影は遠慮。熱心に歌い、祈る姿に、私たちが普段目にすることのない。アメリカの一面を見たように感じました。

ゴスペルが終了したところで、退出。本当に申し訳ない。スタッフの「Bless you」の声に送られ、教会を後にしました。とても感動的な体験でした。

タイムズスクエア

教会を出て、そのあたりを散歩。ここはタイムズスクエア、あふれるばかりの色の洪水です。活気があるなぁ。

ブロードウェイの方は劇場の看板だらけ。当日券を格安で販売するチケッツは長蛇の列でした。もうちょっと日程があれば、本場のショーをぜひ見てみたいですね。

記念撮影用の着ぐるみさんもたくさんいました。おお、この方は自由の女神ですね。他にキティちゃんや「なんちゃってミッキーとミニー」もいました。ここにはディズニーストアもあるのに、明らかにバッタ物の着ぐるみだったのが笑えます。著作権的に大丈夫なのかな(笑)

自分のパフォーマンスを見てくれ!と大声で人を集めている人も。おお、役者さんの卵なのかな、と足を止めてみていると、散々前置きを話したうえで、やったのは側転(笑)
それでいいのか?(^^; 私たちが去った後に、目の覚めるようなパフォーマンスがあったのかな?

少しおなかが減ってきたので、道端のホットドック屋へ。これもとてもアメリカっぽいですよね。お味の方は、アイスランドで食べたホットドッグとは比べ物にならなかったけど、まあ話の種ということで。タイムズスクエアで屋台を出せば絶対売れるから、味の努力はしないのかも。

道を歩く騎馬警官

工事中のエリアに停めてあるマッチョなトラック。

何を見ても、イメージ通りで、ワクワクしちゃいます。こんな感じで、「ザ・アメリカ」という感じのおのぼり観光を満喫しました(^-^)

7AV駅まで歩き、地下鉄でホテルのある53丁目駅へ向かいます。

バーガーヘブン

ホテルに戻ると娘も元気になっていました。お昼にしましょう♪ 口コミの評価がいい、ホテルそばにあるバーガーヘブンに行ってみることにしました。

ぶらぶらと歩いていると、突然ネズミ君が。

さらに進むと、またまた突然ベルリンの壁がありました。

町中がテーマパークみたい。どこを見てもNYらしく、刺激的なものばかりです。なるほど、これはみんなが憧れるわけです。「ニューヨーカーは上を見あげない」そうですが、私たちは、上を見たり下を見たり、キョロキョロしまくり。おのぼりさん丸出しでした。
しばらく歩くとバーガーヘブンへ到着しました。入口には日本語の張り紙もあり、歓迎されているっぽい。愛想の良いウェイターに迎えられ、中に座ります。

中には有名人の写真が。おおーシンディ・ローパーも来たんですね。さすが有名店。

ホットドッグを食べていたので、母は追加のポテトはいらないなぁと思っていたのですが、なにしろ「追加しろー追加しろー」攻撃が激しく、結局全員でサラダとポテトを追加することに。出てきたプレートは山盛りです。でも、揚げたてのポテトも肉厚のパテも美味しくて、モリモリ食べて完食しました♪

会計をお願いすると、レシートには8000円ほどの金額が書かれていてびっくり。驚いている私に、笑顔のウェイターが「チップも加算しておいたから、もうこれ以上払わないように注意してね!」
えっ?!チップってそういうものだっけ?(^^;
まあ、チップに不慣れな日本人に気を利かせてくれたのでしょうけど…。
美味しかったし、ウェイターは親切だったからまあ、良しとしましょう。

MoMA

おなかも一杯になったところで、次はMoMA、ニューヨーク近代美術館です。メトロポリタン美術館とどちらを見ようかと迷ったのだけど、NYと言えばやはり近代アートかなということで決めました。メトロポリタンは次回のお楽しみです。

娘は国際学生証を取得してきたので、窓口で大人3枚と学生1枚のチケットをお願いしました。すると、横にいた女性が、「日本人の方ですか?学生の方がいるのなら、50ドルでメンバーになれば一年間本人は無料、同伴の方は5ドルで入場できますし、ストアでの購入も割引になりますよ」と案内してくれました。なんと!それは素敵♪さっそく手続です。
メンバーカードはゴッホの星月夜がプリントされ、とってもオシャレ。お得な入場ができ、いい記念にもなりました。メンバーシップの案内はこちら

オーディオガイドは無料でついてきます。なんとiphone。これが高機能で、所要時間ごとにお勧めの順路が表示されます。見たい絵の場所の案内や、今日見た絵をあとでプレビューすることもできます。すごいなー、さすが近代美術館。

準備万端で、絵画鑑賞へGOです。

ジャクソン・ポラック≪1(ワン)≫ 1950年

最初の展示はポラックです。アクション・ペインティングおよび抽象表現主義の代表的な画家で、従来の絵画を新たの方向へ導いた作品として、歴史的に価値のある作品だそうです。
この人の絵は100億を超える値段が付くんですよね。うーーーん、分かりません(笑)
MoMAの解説によると「現代都市の神経過敏な狂騒を見ることもできるし、自然の根源的なリズムを感じることもできる」のだそうです。解説を聞いたら、さらに分からなくなりました(;^ω^)

アンディ・ウォーホル≪金色のマリリン・モンロー≫ 1962年

これも有名な絵ですよね。マリリン・モンローの自殺の報を受け、書かれたものだそうです。「メディアや大衆への殉教のようだった彼女の人生を考えると、金色に縁どられた絵はまるで現代のイコンのようだ」という解説がありました。ウォーホルが絵に金色を使ったのはこの時だけ。思いを込めたのでしょうね。

草間彌生≪Accumulation No. 1 ≫ 1962年

最初は草間彌生さんの作品だと気づきませんでした。「うわぁ、『座ろうと思ったら変なものがいっぱい出てきて座れない』というような、悪夢に出てきそう。忘れられない作品だわ」と思ったら草間彌生さんでした。すごいインパクトですよね。精神的に揺さぶられる感じ。

ゴッホ ≪星月夜≫ 1889年

精神病院に入院した1か月後の明け方に描かれたもの。糸杉は死を暗示していますが、ゴッホにとって死は不吉ではなく、「死に乗って星に行けたらいいのに」と語っていたそうです。ゴッホのいらだつエネルギーに満ちた作品。

MoMAの作品を見ていると、ゴッホが正統派に見えてしまうのはなぜでしょうか(笑)
背景を聞かずに見ても、青と黄色のコントラストがとても綺麗で、見ごたえがありました。

クリムト ≪希望Ⅱ≫ 1907-08年

妊婦が子供の無事を願うかのように頭を垂れ、目を閉じています。その彼女の腹部の背後から死神が顔を出している、不気味な予感に満ちた作品。

ローブの装飾的な美しさと、顔の繊細なタッチの対比が素敵。希望というタイトルなのに、死の気配に満ちたクリムトらしい作品で、とても良かったです。

ピカソ ≪アヴィニヨンの娘たち≫ 1907年

「伝統的な遠近法や構図法からの徹底的な分岐を画した作品」だそうです。

難しいことはわかりませんが、色と形のバランスがいい感じで、デザインとして好きです。

ダリ ≪記憶の固執≫ 1931年

ダリによると「混沌を体系化し、現実世界が信用できないことを徹底的に証明するように描いた」とのこと。

なんかこれも忘れられない絵ですよね。ぜひ見たいと思っていました。意外に小さな絵で、見落とし、探すのに苦労しました。

アンディ・ウォーホル ≪キャンベルスープ缶≫ 1962年

「同じイメージを繰り返すことで、社会の画一化を暗示していると同時に、創意と独創性の媒体である芸術を転覆させている絵画」だそうです。

MoMAと言えばこの絵が真っ先に思い付く人は多いのではないでしょうか。美しいものが芸術だと固く信じている古い母には理解できませんが、確かにインパクトがありますよね。

とまあ、代表的な絵をさらにダイジェストしてお届けしました。なにしろ「どこかで見たことがある絵」ばかり。美術の教科書を思い出しました。
映像部門には黒沢明や小津安二郎の映画もあります。さらにはファミコンの展示まであったとか。ほぇ~~~、まさに「現代」を切り取った美術館です。

これが本当に芸術なのか、という疑問を拭えないまま見ていたのでひねくれたコメントもありますが、やはり見応えはあります。驚きや発見があるんですよね。感想を一言でいえば「感動はしなかったけど、面白かった」です。

ミュージアムショップ

頭の中を混乱させながら展示室をでます。入口付近に見慣れたロゴを発見。

MoMAは金曜の16時から無料開放されているのですが、それはなんとユニクロの寄付によるものなのだそうです。すごーーーい。結構な値段だから、お金のない学生などにはありがたいですよね。とてもいい勉強になるし。素晴らしい!日本でもやってくれないかなぁ。

感動しつつ楽しみにしていたミュージアムショップへ。内側に青空が書かれた傘とか、有名なお土産がいっぱい売っていました。オリジナルのものばかりなのかな、と思っていたら、とんでもない。ほとんどが世界中から集められた、「オシャレ」だったり「機能的」だったりするもの。いいな、と思ったら日本の「無印良品」だったこともありました。
「立つしゃもじ」も売っていましたよ。外国で需要あるのかなぁ。

ここで、家用に針金で作られたデッサン人形を購入しました♪NYお土産です。

ロックフェラーセンター

ここで母は結構疲れてしまいました。いったんホテルに戻って休憩をとることに。父と子供たちは、さらにアメリカを堪能するためにお散歩です。まず向かったのはロックフェラーセンター。5番街と7番街、47丁目と51丁目に囲まれたエリアで、1931年にジョンロックフェラーが建築しました。
世界中の国旗が掲揚されて賑やかですね~♪

有名なスケートリンクです。滑ってみようかという話も出たけど、みんな結構上手で、衆人環視の中転ぶ勇気が出なかったとのこと(笑)
センターのシンボル、黄金のプロメテウス像が見えますね。

スケートリンクでは、なんと男性がプロポーズ!答えは「Yes」だったようで、大歓声を浴びていたとか。うわぁ、映画のシーンみたい。ロマンですなぁ。
日本人だったら「No」の場合を考えて、こんなところではプロポーズしないですよね(笑)最近は違うのかな。

傍にはレゴのお店があり、まさにこの場所をレゴで再現してあったそうです。レゴの可能性は無限です。

エンパイアステートビル

続いて向かったのがエンパイアステートビル。アメリカの象徴ですよね。1931年の大恐慌のさなか、わずか2年で完成した102階建てのビルです。随所に当時のアールデコ様式が残っているとか。日本人にはキングコングでおなじみですよね。
展望台は有料。ネットで事前購入もできるようです。

エレベーターホールは金ぴか。まさに「輝けるアメリカ帝国」の象徴という感じです。
そういえば、バブルのころ、日本人が買収しようとして騒ぎになりましたよね。ウィキペディアの「その他のエピソード」に面白いことが書いてありました。へぇ~そうだったんだ。

ウィンドウのディスプレイも凝っていて楽しめたとか。今年午年だから?関係ないのかな?

〆はラーメン♪

こんな感じでNY観光は終わりました。ざーっとだけど、結構いろいろ回れて満足です。おなかも空いたので、食事に行くことに。明日に備え、今日は早めに寝たいので、軽めにラーメンにすることにしました。
ホテルの近くにあり、口コミ人気も高い秀ちゃんラーメンへ。

スタッフの日本人女性が「いらっしゃいませ」と出迎えてくれました。久々の日本語。丁寧な応対に、日本が懐かしくなります。とんこつラーメンやおにぎりをオーダー。博多風の、正統派のラーメンで美味しかったです。お米もやはり日本のものが最高ですね!(^-^)

満足、満足♪

夜のマンハッタンを楽しみながらぶらぶらとホテルまで歩きました。

仮眠をとって3時に起床予定。明日はいよいよ日本に向けて出発です!

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