世界一周へ出発!

旅行出発は2月12日。これは動かせません。なぜなら子供たちの大学のテスト期間が11日まで。夫の仕事も2月は比較的暇なんです。
でも、そうは言っても二週間の休み。まるまる日程を空けるのは至難の業です。夫は一月から仕事の日程を調整。2月に入ったら毎日午前様です。子供たちもテストだけならともかくレポートの締め切りもあり、ものすごく忙しい。直前は徹夜でレポートを仕上げていました。家族全員がそろうのが夜中の二時なんて言うこともざら。全員倒れる寸前という感じです。

それでも旅行中毒のわが家は負けません(笑)
目前に迫った世界一周旅行を考えるとワクワクです。2時から日程について、みんなで大喜びで話すなんてこともありました。
忙しい日程を縫ってパッキングを終え、出発の日を迎えました♪

成田へ

いつもは成田まで車で向かうのですが、今回は2週間、しかも冬の旅行です。大きなスーツケース二個と各自一つずつ荷物を持ってもギリギリでした。とてもじゃないけど車に乗る量じゃありません。今回は電車で向かうことにしました。
10時30分には成田到着。大きな出発案内を見上げるとトルコ航空の表示が出ています♪重い荷物を預けに、トルコ航空のカウンターへ。
 カウンター前にはトルコ航空社員がいて、プレミアムコンフォートにアップグレードしないかと言われました。空席があるので一人4万でOKとのこと。うーーーん、魅力的だけど、4人で16万。お得なのでしょうが、我が家にとっては高額。気合でエコノミーで行きます!

搭乗手続きをすると、なんと、出発時刻が早まったとのこと。早めに来てよかった。まあ、通常二時間前には来るように言われているから、乗り遅れることはないにしても、ギリギリだとちょっと心配ですね。

出国手続きをして、搭乗口に行くと、結構いい時間でした。免税店で口紅を買う予定だった母はショック!あきらめてしおしおと搭乗を待ちます。

トルコ航空の機内サービス

最近どの航空会社でも機内サービスは縮小傾向ですよね。LCCに押されて、なるべくコストを削減したいのでしょう。でもそんな中、トルコ航空は機内サービスの充実に力を入れているようです。(我が家には縁がないけど)プレミアムコンフォート以上なら、フライングシェフという専門の係がいて、美味しい機内食を提供してくれるとか。エコノミーでも料理の評判は上々です。通常ビジネスなどでしか配られないアメニティグッズもエコノミー客にもサービス。スリッパのほかにポーチが配られ、中にはアイマスク、耳栓、靴下、歯ブラシセット、さらにはリップクリームまで入っていました。

座席の広さもなかなかなもの。映画も充実しています。タブレットに電子書籍を入れて道中読んでいこうと思ったのですが、結局映画を見ているうちに時間が過ぎてしまいました。ありがたいことです♪

離陸するとすぐにおしぼり、そして続いてトルコ名物、ロクムというお菓子が配られました。期待でワクワクしていたせいでしょうか、これがとてもおいしい。東北の名物、ゆべしみたいな味&食感です。とても気に入って、夫が職場へのお土産に購入していました。

続いて袋物のお菓子が出た後、お待ちかねのドリンクタイム!今となっては珍しいアルコール無料サービスです。のんべいで、かつ意地汚い我が家は全員がアルコールを注文。「ただ酒」という響きがたまりません。

休む間もなく続いて一回目の機内食のサービスがあります。アテンダントさんは大変そう。配られたメニューによると、パスタとフィッシュが選択可能。それぞれ希望のものを注文しました。

機内食をおいしいという人はあまりいないけど、私はとても楽しみ!航空会社によって特徴があるし、さりげなく伝統料理が取り入れられていると、旅先への期待が膨らみます。トルコ航空の機内食も評判通りまずまずのおいしさ。十分満足できました♪

食事を食べ終わると、そろそろ飛行機はシベリア上空です。何度見ても雄大なシベリアの大地。旅行気分が高まります。

乗客もすっかりくつろぎモード。しばらくすると機内の照明が落され、なぜかやたらとムーディな雰囲気に(笑)
※下の写真はちょっとオーバーに映っています。


疲れもあって、短い時間ながら、睡眠をとることができました。機内にはおなかが減った時のためにおにぎりやジュースが置かれていて、自由に取って食べることができました。これはありがたいサービスですよね。わざわざアテンダントさんを呼ぶのも申し訳ないし。

ちょっと暑い機内の温度に苦戦しながらも暇をつぶします。やがて到着一時間前に、二度目の機内食が出ました。今度は和食。やっぱり和食は美味しいわぁ。日本を離れて10時間程度なのに、すでに和食が恋しいです(笑)

眼下には黒海が見えてきました。世界史好きにはたまりません。数々の歴史の舞台になった黒海。座席のモニターを切り替え、地上が見えるカメラにしてご飯を食べていました。


すると、一瞬モニターに機影が映りました。モニター半分を覆い尽くす大きな機影です。残像が目に残り、三角の機影は戦闘機のように感じました。驚いて、後ろの座席にいる軍事オタクの長男に伝え、その後も窓の外を注意深く眺めると、また遠くに、今度ははっきりと戦闘機が見えました。
こんなことは初めて。ちょうどソチ五輪をやっているからかな、と話したのですが、それにしても最初の機影はニアミスではないかと思うほど近く感じました。


約一か月後にロシアのクリミア編入があり、関係ないのかもしれませんが、なんとも緊迫した黒海の上空を思い出すこととなりました。こうやってのんびりロシア上空を通って旅行ができるのも、冷戦が終わったから。平和がなによりです。。。

ちょっと話がずれましたが、窓の外にはいよいよイスタンブールがはっきりと見えてきました。ボスフォラス海峡がきれいに見えます。長旅の疲れもなんのその。到着後の行動を頭に描き、ワクワクが止まりませんでした。

イスタンブール到着

12時間の飛行を終え、飛行機は空港に到着しました。いやー、長い。太平洋を横断してアメリカに行くのと変わりありません。同じ大陸だからと、なんとなく近いイメージがあったのですが、遠いですね~。ユーラシア大陸大きいです。

イスタンブール空港は「Ataturk International Airport」が正式名称です。この、アタテュルクという名前がいいですね。トルコの英雄ケマルパシャの名前です。世界史のヒーローですよね♪それだけで胸がいっぱいです(笑)


さて、空港では大事な用があります。トルコ航空は成田便以外はリコンファーム推奨なんです。「必須というわけではないのですが、変更があった時のためにリコンファームしてください」と予約時に言われました。そこで、空港でリコンファームしようと考えたわけです。

入国手続きをしてすぐに、トルコ航空の看板が見えました。おお、これは渡りに船。さっそくeチケットを持って窓口へ。笑顔で男性が応対してくれたのですが、なぜか話が通じません。チケットを出すも、「なにをすればいいのですか?」
それまでリコンファームが必要な航空会社に乗ったことがなかったので、大慌ての母。


・・・よく話してみると、なんとそこはロストバゲージの窓口でした。男性と一緒に窓口の外に出ると、トルコ航空と書かれた赤い看板の下に小さくロストバゲージの文字が。慌てちゃって、細かいところは読んでいなかったんです。こんなことを書くと、「日本の恥」とかメールが来そうですね…。


事情が分かって大笑いでチケットカウンターの場所を案内してくれました。「楽しい旅を~~」と手を振ってくれる男性を後に、一階上のチケットカウンターへ行き、無事リコンファーム終了です。いきなり失敗ですよ。まったくもう、先が危ぶまれます。

ホテルへ

気を取り直して市内へ向かいます。空港からはメトロが出ているはず。空港駅であるハワアラヌ駅からメトロでへ行き、ゼイティンブルヌ駅でトラムに乗り換えてホテルの最寄り駅へ行きます。
ところがこのハワアラヌ駅が分かりづらかった。空港の外から階段を降り、通路を通って駅に着いたのですが、ほかに行き方があったのでしょうか。私たちは人に聞きながらやっとたどり着きました。


チケットを買おうと券売機に並んでいると、案内係の方が話しかけてきました。イスタンブールカードを買った方が安いと教えてくれます。でもカード代もかかるし、二日しかいないから通常のチケットでいいというと、「4人で一枚買えばいい。一人が改札を通ったら、次の人に渡せば、4人で使えるよ!」と教えてくれました。なんとそれはすごい技。ありがたくそうさせてもらうことにしました。買い方が分からず、まごついていると、代わりに購入まで。イスタンブールに到着したばかりで、勝手がわからない私たちにはとてもありがたかったです。トルコの方はとても親切。このあとも、行く先々で助けてもらいました。

重い荷物を抱えて何とか地下のホームへ。するとちょうど電車が停車していました。ラッキーと思って乗り込もうとするも、重い荷物が邪魔をして急げない。目前でドアが閉まってしまいました。あーあ、と思って立っていると、車内の男性二人が心配そうにこちらを見ています。照れ隠しに笑うと、向こうもホッとしたようで笑顔。二人で大きく手を振ってくれました。乗れなくてへこんだ気持ちが、なんか暖かくなるようでした。

本当ならタクシーで行けば良いのでしょうが、この荷物では2台に分乗になります。慣れない土地で家族バラバラになるのは不安。大荷物で他のお客さんに申し訳ないとは思いながらも、電車に揺られ、やっとホテルの最寄り駅である、ギュルハネ駅に到着しました。

1時間程度でホテルにつけると思っていたのに、なんだかんだで2時間以上たってしまいました。長い1日、やはり疲れました。でも、夕食をとらねばなりません。行く前から少し風邪気味だった娘は、乾燥した機内の空気にやられたようで、体調がすぐれません。部屋で寝ていることにして、父、母、長男の3人でご飯を食べに出かけました。


おかしな人もいないし、危険な感じはしないのですが、それでも人通りが少ない夜の街はウロウロしたくありません。結局ホテルの一階にあるレストランで夕食をとることに。
陽気なウェイターさんに案内され、テラス席に着席します。お勧めのケバブなど盛り合わせになった料理を頼むことに。

この料理がボリュームたっぷりでおいしかった!ラムは臭みもなく、鶏肉は香辛料が程よく効いています。そしてどちらもやわらかい。味のついたご飯も日本人好みの味。一緒にトルコビールを頼み到着を祝って乾杯しました。途中壺焼きのパフォーマンスもあって、賑やかです。異国情緒があって、とてもいい夕食になりました。

部屋で寝ている娘のために、食べやすい料理を聞いてみると、クリームソースを使ったクレープの料理を薦めてくれました。部屋に持っていいか聞くと、快く了解してくれた上、娘の体調をとても心配してくれました。
食べ物を狙う猫が来て困っていると、「僕の友達で、中国出身なんだよ。猫だけどチキン(臆病)なやつなんだ」
猫がいなくなると、「僕のチャイニーズでチキンな猫を知らない?」
横を通るたびに気を使ってくれて、あれこれ冗談を言っては笑わせてくれました。


長い1日だったけど、トルコ人の親切にあちこちで触れ、よい旅になる予感がします。翌日を楽しみに眠りにつきました。

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