ブキッ・ビンタンでごはん | ||||||||||
ホテルでテレビを見ていると、大体状況がつかめてきました。デモ隊の主力はすでに撤収、ツインタワー付近にわずかに残る程度になっているようです。政府も反政府勢力も声明を出し、穏便に収束しそうだとのこと。はぁ、よかった。どうなることかと思いました。 部屋でほっとしていると、リッツの日本人女性スタッフのサユリさんがやってきました。今日は本当なら屋台街に行くはずだったという話をすると、窓を開け、リッツの裏手にも本当なら屋台がでるのに、今日は全く出ていないということを教えてくれました。まあ、仕方がないですよね。でも、残念だと話すと、サユリさんが「それなら、パビリオンのフードコートに行かれては?いろいろあって楽しいですよ」と教えてくれました。 おお、それならぜひ、そこに行きましょう。さっそく用意です。 ドキドキしながらブキッ・ビンタンのメインストリートへ向かいます。昼間の緊迫感はどこへやら、町はすっかりにぎわいを取り戻していました。これなら大丈夫。さっそくパビリオンに向かいます。 地下のフードコート「FOOD REPUBLIC」に行くと、ものすごい数のや台風のレストランがありました。中でも目を引くのは日本食の多さ。クアラルンプールは駐在の日本人も多いから、喜ばれるのかな。他にも台湾、韓国、ベトナムなどありとあらゆる料理が店を連ねています。 さっそくそれぞれお金を持ち、食べたいものを探すことにしました。 |
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種類が豊富で目移りしちゃう。特に甘いものが好きな娘は半狂乱です(笑) 私はもう最後だしマレー料理がいいかな。父は毎日食べすぎたので、体に優しそうな麺。長男は不思議な色をしているどんぶりを選びました。 |
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それぞれが選んできたものを食べ比べ、たくさんの味を楽しむことができました。シイタケ丼、甘くておいしい。娘の選んできたチャーハンも、しっかり炒めてあっていい味です。さすがサユリさん。いいところを教えてくれました。これなら天気にかかわらず楽しめるし、衛生面を気にする必要もない。とてもお勧めです。 | ||||||||||
山盛りの氷の上にコーンとシロップをかけ、さらにその上にオプションでゼリーを乗せてもらいました。これで300円ほどです。 やっと念願のアイスカチャンが食べられる。期待しながら一口食べてみると・・・うーーーん?!どうでしょうか(笑) マンゴーシロップがかかっているのですが、その上に乗っているのがいわゆる缶詰のコーンで、しっかりしょっぱいんです。甘さと塩味が混ざり合わずに口の中で主張している。うーーーん、別々に食べたかったかなー(笑) あ、でも、海辺で食べるとおいしいのかもしれませんね。冷房の効いた室内で食べるものではないのかも。 |
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クアラルンプールのにぎわい | ||||||||||
ダメ押しのアイスカチャンでさらにおなか一杯になり、満足して外に出ました。ブキッ・ビンタン通りは車であふれ、昼にデモがあったなんて信じられない賑わいです。遠くにはまだデモ隊が少し残っているというツィンタワーが光っていました。平和そのものに見えるクアラルンプール。でもきっと様々な矛盾があるのでしょうね。煌びやかすぎるツィンタワーの光に、少し切ない思いをしました。 | ||||||||||
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リッツ・カールトンは隣のスターヒルギャラリーとつながっています。部屋に戻るためにスターヒルギャラリーに入ると、ジャズの生演奏をやっていました。 死者まで出したデモの夜の様子とは思えません。 |
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今日もいろいろ大変だったけど、無事に一日が終わってよかった〜。ホテルでのんびりしようと思ったけど、一日の疲れが出てあっという間に爆睡してしまいました(笑) 寝るだけなら、リッツ・カールトンはもったいないよ〜 |
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